1985年に設立されたインター・アネカ・レスタリ・キミアは、革新的な防水コーティングAQUAPROOF®の開発企業として、建設関係の化学品製造業で有名でした。成長期のインドネシアプラスチック業界にサービスを提供するために、1990年に弊社は着色剤や添加剤の幅広い選択で利用できるマスターバッチとポリマー化合物を提供する最先端のサプライヤーとしてプラスチック製造業に変遷しました。

インター・アネカ・レスタリ・キミアは、お客様の依頼に応じて独自な新しい特性をプラスチック製品に付加できるという信頼の上で成り立っている企業です。その弊社は、2006年バイオ・ベース高分子化合物産業への参入するという、もっとも困難な事業を実施しました。プラスチック製造業としての経験を活かし、弊社は、環境にやさしく費用対効果の高いPEビニール袋の代替品の研究開発に多額の投資を行いました。徹底的なテストと能力開発の6年後、ENVIPLAST®は、パレンバン、南スマトラで開催された2011年の東南アジア競技会で導入されました。弊社は、いつでも海外やインドネシアのお客様にENVIPLAST®を提供できます。このバイオベースポリマーは、30年に及ぶインター・アネカの集大成であり、弊社のプラスチック製造業への献身を表明するものです。

ENVIPLAST®のバイオベース高分子化合物のメリットは、従来のビニール袋の欠点と比べて明らかです。自然に分解されるENVIPLAST®のと違い、ビニール袋は生めたたちで自然分解されるまで何百年もかかります。しかも、ビニール袋は天然資源の飼料にならないどころか、食べ物と間違えた野生動物の生命を危険にさらします。この問題は海洋生物にとってはさらに深刻です。不法投棄されたビニール袋は海まで流れることもあります。毎年640万トンの廃棄物が海に流れ着きます。そのうち15％がプラスチックです（国立科学アカデミーより）。そして、これらの不法投棄されたビニール袋が毎年何百万もの海洋生物を殺害しているという仮説もあります。

ENVIPLAST®ペレットやフィルム、バッグは、微生物によって分解されるだけなく、熱湯でとけ、室温の水でもやわらかくなります。弊社のバイオベース高分子化合物製品は、第三者機関のWIL・リサーチ・ヨーロッパによる研究と、弊社の研究により、動物が食べることができると証明されています。またこの非生態毒性製品は、紙へとリサイクルすることができ、分解後に有害なマイクロプラスチックを生成しません。

使い捨てPEビニール袋による環境への深刻な悪影響に対して、世界市場が反応を示したこのとき、ENVIPLAST®はそれらの資質によって、環境にやさしい製品のソースとして、地位を確立しました。ENVIPLAST®のよりエコロジーな特徴については、 ENVIPLAST®の主な特徴をご覧ください。

インドネシアでの中産階級の台頭により、列島全体で家計や企業による有機廃棄物やプラスチックの廃棄物が増大しましました。ENVIPLAST®は、これを重く受け止め、自社の課題として取り組んでています。また、政府は新しい規制を導入し、ビニール袋の廃棄物やマイクロプラスチックによる環境への悪影響を緩和するために、スーパーマーケットや小売店でのレジ袋を有料化しています。

この新しい規制は、従来の使い捨てビニール袋の使用を抑制するためのものです。この規制は市場全体ですでに受け入れらていますが、さらなるアクションが必要です。買い物客は、ビニール袋の購入にかかる小さなコストよりも利便性を重視し、ビニール袋を消費し続けるでしょう。インドネシアの廃棄物抑制を推進するためには、政府と大企業のさらなる協力が不可欠です。環境にやさしいビニール袋の代替製品製造のパイオニアとして、ENVIPLAST®は環境に配慮した政策の奨励に取り組んできました。同社は、でんぷん由来の電子包装材料やごみ袋、レジ袋などを有力小売店屋ホテルに提供し、環境保護に大きく貢献しています。

ENVIPLAST®は環境にやさしい製品のグローバルな利用を促進と、インドネシア国民の環境教育に積極的に取り組んでいます。Jakarta Globeによると、インドネシアはプラスチック廃棄物製造を1.872億トン製造する、世界第二位のプラスチック廃棄物国です。ENVIPLAST®は、環境保護の最前線に立ち、インドネシアのグリーンビジネスを促進しています。