弊社は、製品をビニール袋のすばらしい代替品としてブランディングとマーケティングをしてくれるビジネスパートナーを探しております。 ハーマン・モエリアナ(Herman Moeliana), 取締役社長 | |
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インター・アネカ・レスタリ・キミアは、プラスチック製造業の名門企業であり、ENVIPLAST®ブランドの導入により、バイオベース高分子化合物製品のパイオニアとなりましたが、御社の背景についてお聞かせください。 弊社は、防水システムなど、建設と建築業界で使用される化学製品のメイカーとして1985年に設立されました。1990年成長するインドネシアのプラスチック産業にサービスを提供するため、マスターバッチと高分子化合物を提供の開始が決まりましたが、弊社のようなインドネシアの地元企業が参入するには、国際企業による参入障壁が高すぎました。 しかし、ブランドの確立に成功し、弊社は2000年にISO9001 認証を取得、また製造能力の拡大も行いました。 自然環境の維持と、市場動向を考慮し、弊社は2006年にバイオポリマー事業部を設立し、「緑の研究開発」に従事することを決定しました。2011年異は、使い捨てPEビニール袋の代替が可能な、工業天然澱粉と植物油誘導体を用いたバイオベース高分子化合物であるENVIPLAST®と呼ばれる新製品を発売しました。 ENVIPLAST®を輸出し、新市場へ参入についてどのような戦略をお考えですか? 現在、弊社は世界中の新たなディストリビューターを通じて、国際市場にENVIPLAST®を広めるために、積極的に展示会に出展しております。弊社の機械と生産設備は、ディストリビューターとクライアントに製品を供給する準備ができております。 弊社はすでに世界から関心を受けて、ヨーロッパ、米国、インド、日本と一部のアフリカ諸国からお問い合わせを受けております。また、弊社は積極的に弊社ブランドや商品の認知度を構築するために、環境への意識が高いヨーロッパの国々などを焦点を当てております。 また、カナダ、オーストラリア、ドイツなどのトレードショーに参加し、これらのマーケットにおける最適なパートナーを見つけるつもりです。 欧州連合(EU)の規制は古く、環境に配慮した製品としてENVIPLAST®に対応する分類がありまません。これが弊社が現在抱えている規制上の課題です。そこで、製品の利点を代理店や顧客に直接アピールをします。規制に関しては辛抱強くなければなりません。 |
インター・アネカ・レスタリ・キミアは積極的に輸出市場での取引機会を求めていますね。ENVIPLAST® 製品について、御社の顧客基盤は何でしょうか? ENVIPLAST ®の最終的な目標は、世界的にペレットを販売することです。しかし、最初は、製袋業、とくに、既存の機会を改造して、バイオベース高分子化合物ペレットを加工する企業をターゲットとしています。インター・アネカ・レスタリ・キミアは、市場に知られるための広報を含む、マーケティング前の広報を助けるために、興味のあるかたがたにはバッグを製造して差し上げることも可能です。 外国企業との取引や提携では、御社はどのような立ち位置でしょうか? 弊社は国際的なパートナーを歓迎いたします。しかし、初期の段階では、弊社にとっても最も関心のある分野は、販売パートナーを見つけ、市場に知られることです。とくに、PEビニール袋の代替製品として、弊社製品を独自のネットワークで売り出し、ブランディングとマーケティングをしてくださる販社様を求めております。ヨーロッパには、反ビニール袋のキャンペーンを行い、ビニール袋を有料化しているスーパーマーケットも多くあります。ENVIPLAST®は、こういったスーパーマーケットにとっては、魅力的な代替製品です。 市場が確立されたらENVIPLAST®のパートナーは、ライセンス契約の元で、ご自身でペレットを生成することもできます。 最後に、ご覧の読者様にはENVIPLAST®について何を心に留めてほしいですか? ENVIPLAST®は、インドネシアの豊富な天然資源を最適に活用しながら、環境にやさしい製品を作り出すことをも目的とした製品です。ENVIPLAST®が、自然環境の保持に貢献できることを心から願っています。 |