Sriboga Raturayaは、小麦粉のメーカーとして1998年に設立され、その後はインドネシアの食品原料業界の一流企業として発展をしてきました。現在は、国際色豊かなレストラン・フランチャイズ経営、食品物流、教育、財務部門などさまざま事業を運営しています。同グループは、急成長するインドネシアの食品製造業界に戦略的な地位を上流から下流まで確立し、インドネシアの拡大している中産階級に食品を提供しています。
Sriboga Raturayaは一般消費者と企業のニーズに応えるために、厳格な市場分析で得た、他に追随を許さないカスタマー・インサイトを活用し、全ての部門で製品開発に力を入れています。Sriboga Flour Mill(製粉部門)は、栄養価の高い小麦粉とパンの製造に関する最新の技術を活かし、アジア市場における個々の顧客の需要に応えるために幅広い製品群の小麦粉を提供しています。Le Gittなどのパン製造業におけるグループの補完的な下流ブランドは、インドネシアだけに留まらず、要求水準の高い日本の国際企業などにもパン粉を輸出しています。
フードサービス部門の成功をSriboga Raturayaの食材とインドネシアの消費者への理解によるものです。ヤム(Yum!)の信頼されたパートナーとして、同グループはピザハットをインドネシアでもっとも成功したフランチャイズブランドのひとつにしました。人材、レストラン経営とロジスティクスの豊富な経験により、Sriboga Raturayaは丸亀製麺を含むレストランとフランチャイズポートフォリオの成長を続けます。
同グループの特徴は、長期的かる持続的な成長と、包括的な開発への揺るぎないコミットメントにあります。これらの基本原則は、同社が学生、起業家や将来のブランドや企業を代表する中小企業を支援することにより、地域社会において中心的な役割を担うことに示されています。
設立年:1998年
タイプ:私企業
従業員数:1000人以上
生産能力:Sriboga Flour Mill:1,900 MET/日、Sriboga Bakeries Integra:パン粉140トン/月、Ratu Sima International:15,000パケット/日
ネットワーク: ピザハットアウトレット:224、ピザハットの配達アウトレット:88、丸亀アウトレット:16
認定:2008品質マネジメントシステム、ISO22000:2005食品安全マネジメント、ハラールISO 9001
子会社:Sriboga Food Industries - Sriboga Flour Mill, Sriboga Bakeries Integra, Ratu Sima International; Sriboga Food Services -, Sarimelati Kencana, Sriboga Marugame Indonesia; Sriboga Food Logistics -, UD Sumber Rejeki; Sriboga Knowledge & Property , IPMI International Business School and property projects
Sriboga Raturayaの国際市場での急成長は、主に小麦粉製品のASEAN市場(インドネシア、シンガポール、マレーシア、フィリピン)によるものです。アジア太平洋地域では、麺やペストリーなどの小麦ベースのSriboga Flour Mill製品が韓国で人気です。
同グループは、日本企業とも取引をしています。三菱商事とのパートナー契約、トリドールの丸亀製麺とフランチャイズ契約をしています。またSriboga Bakeries Integraのパン粉は日本でよく売れています。Sriboga Raturayaは、インドネシアで唯一のピザハットアウトレットのフランチャイズとして、米国に本拠地を置くYum!ブランドとも提携をしています。インドネシアやASEAN市場に進出をしようとしている他のフランチャイズブランドとの提携も目指しています。
Sriboga Raturayaの物流事業PT Usaha Dagang Sumber Rejekiは、全国に枝を伸ばしています。グループの物流部と一流の外部企業を通じて、当グループはスマトラ、カリマンタン、スラウェシ、バリの島々の主要な商業ハブに配送ポイントを設けました。この広大なネットワークは、グループの下流子会社Sriboga Bakeries IntegraとRatu Sima International.の将来の事業拡大ののためのベースとして機能します。
Sribogaは、小麦粉業界の中小企業や、国中の関連事業を営む事業者とも取引をしています。このイニシアチブは、2004年にKoparomieyo cooperativeで始まり、その後、列島全体で175のコミュニティにグループ化された4674の中小企業に成長しました。
2004年にSarimelati Kencanaを引き継ぎ、当グループは、インドネシアのピザハットのブランドの拡大だけでなく、2007年にはPizza Hut Delivery(ピザハット配達:PHD)という形で宅配という新しいコンセプトをインドネシアの市場に導入しました。
日本料理の人気に応えて、丸亀うどんの店舗を16店舗オープンした後、Sriboga Raturayaは2012年にSriboga丸亀インドネシアを設立しました。このローカルでの成功を基に、当グループはマレーシア、シンガポールでの丸亀うどん支店の開店を陣頭指揮します。