Nagasakti Kurnia繊維工業は、高品質な制服の繊維製造を行っているインドネシアの主要メーカーです。織り込み部門と仕上げ染色部門の両方を内包した垂直統合型の経営により、同社はインドネシアで新世代の近代的な繊維工業のモデルとして活躍しています。また、現地の服飾メーカーの需要に応えるだけでなく、最新の技術を駆使して、付加価値繊維事業の海外展開でも知られています。
高効率生産の鍵となる自動化への重点的な取り組みと、最先端機械への投資ににより、Nagasakti Kurnia繊維工業は制服繊維の先端企業になりました。また、海外から調達したテクノロジーにより、初めから終わりまで全ての顧客による注文をトラッキングするシステムを導入し、透明性と信頼性を保証しています。この成功とISO9001やISO14001などの国際認証の取得により、プルタミナ(Pertamina:インドネシア共和国政府が株式を所有する国有の石油・ガス関連会社)やインドネシア空軍などのインドネシアでもっとも重要な企業の信頼されたパートナーという立ち位置を確立しました。Nagasakti Kurnia繊維の、抗菌防汚と蚊の忌避特性を備えた特殊生地の製品群も同社の優秀さを国内外に広める要因のひとつです。
インドネシアの繊維産業は、地域で繁栄するための手段と知識を現地のビジネスがが備えているため、競争がますます激化しています。しかし、新たなリーダーシップによる新しい企業理念の下で、Nagasakti Kurnia繊維工業は、新しい時代の予兆を探しています。先端製造プロセスの使用方法を開拓と、近代的製造のベンチマークの設定は、長期的な戦略の第一段階です。Nagasakti Kurnia繊維工業は、来るIPOに向けて最先端の工業法人へと成長するでしょう。
設立年: 1982年
法人タイプ:私企業
従業員数: 1000人未満
生産能力: 繊維300万平方メートル/月
認証: ISO 9001:2008、ISO 14001:2004、OEKO-TEX Standard 100
主要製品・サービス: 織り込み、仕上げ、染色、制服繊維、特殊生地の制服
Nagasakti Kurnia繊維工業は、近代的な製造プロセスを導入し、インドネシアを世界の繊維工場として発展させる中心的な役割を担おうとしています。これについて、同社はASEANに加えて日本や中国などのアジア地域の市場に伸ばしています。Nagasakti Kurnia繊維工業は、先進国市場の目の肥えた顧客の要望に応えられる特殊生地の新たな輸出機械に格別な興味を持っています。
この目標を達成するために、同社は日本、ドイツ、スイス、イタリアのグローバルパートナーと提携し、最先端の技術を取得し、高い製造能力を開発しようとしています。
Nagasakti Kurnia繊維工業の制服用繊維の一流企業としての地位は、国内の服飾市場で広く活躍しているインハウスブランドNagatexに支えられています。同社は、高品質繊維をインドネシア全土の服飾メーカーに供給し、その後、学校、企業、政府団体などの幅広い顧客に商品を届けます。Nagatex ブランドを通して、Nagasakti Kurnia 繊維工業は、制服用繊維をプルタミナ(インドネシア共和国政府が株式を所有する国有の石油・ガス関連会社)やエアアジア(マレーシアの航空会社)などの一流企業に提供しています。
Nagasakti Kurnia 繊維工業は、同社のネットワークはすでにインドネシア国内で飽和状態になったため、西ジャワ州のバンドン近郊に、総合的な工業団地を開発する予定です。