Dan Liris社では、お客様に様々な織物製品サービスを提供できるよう心がけております。そのためには Dan Liris社紡績部門が製造する繊維糸が不可欠です。当部門は、それぞれタイプの異なる繊維糸に特化した3つのユニットから成り、パフォーマンス率を向上するため定期的な管理を行っています。
Unit Iでは輸出用の繊維糸を製造しています。主にインドネシアのメーカーや企業内製品で使用される繊維糸ですが、それから製造した織物製品は主に輸出マーケット用に使用されるため、そう呼ばれます。24,144機の紡錘と年間およそ19,175ベールもの製品を製造する Unit Iでは、繊維製品に関する全ての問題を解決できるよう信頼のおける原料を使用しています。
59,568 機の紡錘を駆使し、年間60,410 束を上回る製造工程が行われている Dan Liris社最大 のUnit II では、海外マーケットへ直接輸出する繊維糸を製造しています。 Dan Liris社の徹底した品質管理を遂行し、アメリカ、オーストラリア、ブラジルにある一流メーカーから取り寄せた綿花を使用しているため、Unit II の製品は品質かつ耐久性で有名です。
成長段階にあるローカル・マーケットのニーズに応えるため、Unit IIIではDan Liris 社の妥協のない品質レベレルを維持しながら、比較的安価な繊維糸の製造に携わっています。Unit IIIでは現在、スピンドル24,000で、年間19,594ベールもの製造をおこなっており、最新機械と効率的な製造技術の導入により、インドネシアの販売力ならびに消費量の上昇に呼応して生産量の拡大を見込んでいます。
さらに、様々なブレンドの編み糸を生産することも出来ます。製品には、綿ポリエステルコーマ(Ne 30's、Ne 45's)、綿100%コーマ(Ne 40's 、Ne 50's)、綿100%コームコンパクト(Ne 60's、Ne 80's、Ne100's)、梳綿(Ne 30's、Ne 32's、Ne 40's)などがあります。同社は、繊維のばらつきを抑えた品質の高い紡績製品の製造と、多種多様な製品製造の可能になするために、最近トヨタRX-300リング精紡機を導入しました。スイスのJossiの自動選別機への投資や、日本の外国の繊維を検出する日本のMurataの自動ワインダーの購入など、このような生産設備の近代化に対する積極的な取り組みが、Dan Lirisの最高の品質基準を実現しています。これらの先端機器の導入より、Dan Lirisはスピニング部門でのコンタミネーションを減らし、インドネシアの主要な高品質ヤーン工場としての地位を固めました。